8月も終わり、
とうとう9月になりました。
まだまだ暑い日が続きます
体調に気を付けて
毎日元気に過ごしましょうね♪
8月31日の聖書のお話を掲載します。
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ともだち
チャプレン 司祭 林 和広
聖句
「喜ぶ人と共に喜び、
泣く人と共に泣きなさい」
ローマ 12:15
8月31日
わたしには好きな歌があります。聖歌です。
「🎵だれもではひとりでは 生きてはいけない。だれもひとりだけでは 死んでもいけない。(おりかえし)みなそれぞれおたがいにこたえあう。神さまにむすばれたものだから♪」
この歌はフィリピンの聖歌で、タガログ語で「パナナグータン(ともだち)という歌のタイトルだそうです。
上にあるのは1番の詞で、2番は「🎵わたしたちが愛して つかえあうときに そこに神の救いの よろこびは実る🎶」、3番は「♩わたしたちは生きよう 平和をもとめて さあ 世界の仲間と 声を合わせよう♬」です。
自分の周りをみわたすと誰かがいます。家族、お友達、先生以外のたくさんの人がいます。
ひとりぼっちではありません。
毎日、おともだちとの出会いがあります。元気な人もいれば、元気ではない人がいます。喜んで笑っている人もれば、悲しくて泣いている人もいます。
みんな一人ひとり、元気な時もあれば、元気がない時もあります。笑っている時もあれば悲しい時もあります。
よろこびとかなしみは生まれた時から死んでいく時までいつもそこにあります。
神さまはわたしたちがひとりぼっちにならないようにとわたしたち以外の「いのち」、「人間」を与えてくれました。
自分がうれしい時にだれかにそのうれしい思いを伝えたいですよね。自分がかなしい時にはだれかにその悲しい思いをきいてほしいですよね。よろこび、かなしみを分かち合うために、神さまはわたしたちをひとりぼっちにしないようにと、ともだちとなるために人との出会いを与えてくれるのです。
牧羊幼稚園での生活もうれしいこともあれば、かなしいこともあると思います。周りにいるおともだちもうれしい時、かなしい時があって、笑う顔、悲しい顔がその中にあると思います。
みんな、それをたくさん分かち合ってください。よろこんでいるおともだちがいれば「よかったね」と分かち合い、悲しんでいるおともだちがいれば一緒にいてあげてください。よろこぶ「こころ」、かなしむ「こころ」を大切にしてください。その助け合う姿を神さまはよろこび、わたしたちに力を与えてくれるのです。
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