「おたがいに思いやる」
聖書のことば
「人にしてもらいたいと思うことは何でも、
あなたがたも人にしなさい」
マタイ 7:12
チャプレン 司祭 ダビデ林 和広
おはようございます。今日も幼稚園に来てくれてありがとう。元気ですか?
今朝の聖書の言葉は「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」ということば。
わたしたちはそれぞれ「これをして欲しいなあ」と思うことがあると思います。あるおともだちはいっしょに遊んでほしいと思っているかもしれないし、あるおともだちは自分が一生懸命したことを「すごいね」とか「がんばったね」って言ってほしいなあ、と思っているかもしれません。
みんな一人ひとり、してもらいたいことが違うかもしれないけど、やさしい言葉、元気が出る言葉、うれしい言葉を言われてイヤな気持ちになる人はいないと思います。
やさしい言葉、元気が出る言葉、うれしくなるような言葉を、みんながお互いにかけ合えば、みんなやさしい気持ち、元気な気持ち、うれしい気持ちになります。でも、反対に、いじわるな言葉、イヤな言葉、悲しくなるような言葉を言えば、とっても悲しい気持ちになる。
みんな、一人ひとりが周りのおともだちのことを想って、やさしい気持ちでいてあげたら、どんどんとそのやさしい気持ちが広がっていく。そして自分もやさしい言葉をかけてもらってうれしくなる。
一人ひとりが周りのおともだちのことを大切に想うことによってその場所がとってもいい場所になっていきます。
楽しい牧羊幼稚園生活を送るためには、みんなが周りのことを大切に想うことが大事になります。一人ひとりの優しい気持ちが必要なのです。
それを分け合って、今日も1日、楽しく、うれしい気持ちで過ごせるようにみんないい場所を作ってくださいね。
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