新しいお友達の3歳児がホームクラスに入ってきました。
慣れない環境に不安も見せつつ、子ども同士、自然に打ち解け遊び始めました。
こどもたちの輪の中心にはチョウの幼虫がいます。
3歳・4歳・5歳児が集まって、チョウの扱い方を考えました。
「おうちをつくったらいいよ」「フタが無いと逃げる」「何を食べるかな」「水に入れるとダメ」など。色々な意見が出ました。
雑草を抜いてあげてみることになりました。
「食べてる」「お家になった」「草はなんでも食べるで」と確認や発見をしています。
この日は、幼虫が死ぬことなく、逃がすことができました。
しかし、お風呂と言って水に入れたり、フタをしたまま帰宅してしまい幼虫が死んでしまうこともあります。
悪気はないので怒ることはなく、死んでしまったことと、なぜ死んだかを自分で考えてほしいですね。
「かわいい」「少しあたたかい」「ふわふわ」など、虫に触れるて色々な感想が聞かれました。
そこから、幼虫への思いやりや、自分なりに見て考える姿も見られました。
さらに、異年齢同士で話し合い、教え合うことができました。
子どもたちには、大人から知識を与えられるよりも、まずは経験して、経験から様々な知識やスキルを得てほしいです。
子どもたちがそのような活動をたくさんできるように環境を整えていきたいです。
前田
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